電動アシスト自転車について基本を解説!【バッテリーや性能など】
※本ページはプロモーションが含まれています。ここ数年間で、高齢者の方を中心に自身の運転技術に不安があることから、運転免許証を自主的に返納される方が一気に増えました。
最近インターネットやテレビなどのニュースでも、運転免許の自主返納とか運転経歴証明書とかという言葉が話題になったりしていますよね?
運転免許を返納された方で、自転車を購入されたり、購入を考えている人が今現在結構増えてきているみたいなんです。
そこで、そんな人気と需要が顕著に高まってきている電動アシスト自転車の基本的なことから紹介していきます。
この記事では下記のような方におすすめの内容です。
- 電動アシスト自転車の購入を検討している方
- 一般的な軽快車から電動アシスト自転車に乗り換え予定のある方
- まずは電動アシスト自転車の基本的なことから知りたい方
本記事では電動アシスト自転車の基本の「キ」を、初心者の方向けに解説していきます。
この記事の内容
電動アシスト自転車の基本的な知識と性能について
皆さんは電動アシスト自転車について具体的にどのようなものか知っていますか?
私生活では車や公共の交通機関の利用がほとんどだったり、普段自転車に乗っている方でも、当然ながら実際に電動アシストを利用されている方に比べればあまり知る機会ってないと思うんですよね。
電動アシスト自転車とは、ペダルとサドルの間の箇所についている電機モーターにより、自転車走行の補助をしてくれるものを言います。
「それってフルアシストの電動バイクじゃないの?」っていう方おられるんですけど、違います。
電動自転車(フルアシスト電動自転車)は電機モーターのみで走行してくれるので、電動アシスト自転車のようにペダルをコグ必要がないんですね。
簡単にまとめると、電動アシスト自転車とはその名の通り運転走行を補助してくれる自転車なわけですね。
電動アシスト自転車の心臓部であるバッテリーの基本
電動アシスト自転車で最も重要なパーツが「バッテリー」です。このバッテリーなくして電動アシスト自転車は成立しません。下記にバッテリーの基本性能などについて3つの項目に分けました。
- 電動アシスト自転車のバッテリーの充電時間について
- 一回の充電で走行できる距離はどれくらいか
- 雨に濡れても大丈夫?バッテリーの保管方法
- バッテリー性能(容量)は何を基準に確認すればいい?
バッテリーの充電方法と充電時間ってどれくらい?
自転車に取り付けられているバッテリーの充電方法や充電時間って気になるところです。
まず、バッテリーの充電方法ですがすごく簡単なんです。もちろん専用の充電機器を別途購入したりするなんてことはありません。
電動アシスト自転車のバッテリーはご家庭で簡易充電できます。
やり方としては、自転車からバッテリーを取り外し、ご家庭のコンセントに繋ぐだけです。
これで充電開始完了です!
バッテリーの充電時間はメーカーにより違いはありますが、概ね4時間くらいとされています。
なので、寝ている間に充分に充電できますよね!
最近の電動アシスト自転車では、走行中にある一定の条件を満たすと自動充電ができてしまう車種もあります。
かなり効率がいいですよね。自動充電に関しては、別の記事で解説させていただければと思います。
一回の充電で可能な走行距離は?
電動アシスト自転車の多くは、リチウムイオンバッテリーが採用されています。
大きなエネルギー・パワーが出力されながらも、寿命が長いことが特徴です。
1回の充電で可能な走行距離ですが、メーカーや車種、また、エコノミー走行や標準走行、強化走行などのモードが用意されている製品もあるので一概にこの程度というのは言えません。
30kmアシスト走行可能なものから、最大100kmを超過して走行可能な製品もあります。
1回の充電で100km走行できるとして、単純計算で1日平均10kmなら10日間、5kmなら20日間充電なしで走行可能ということになりますね!
1回の充電にかかる電気代は10円〜15円ほどですから経済的ですよね。
バッテリーは雨に濡れても大丈夫?雨天時の保管方法
バッテリーやモーターが雨に濡れたら故障するのでは?と電機パーツなので心配になりますよね。
結論から言うと、電動アシスト自転車のバッテリーやモーターには防水機能があるため、雨に濡れても基本的に問題はありません。
なので雨天時も気にせず利用して出かけることが出来るんです。
ただ、台風などによる豪雨や水たまりに浸かってしまうと、防水が機能せずそのまま故障してしまうので、駐輪時に雨よけカバーをするか、バッテリーを取り外して保管する必要があります。
バッテリー性能(容量)を確認する方法
電動アシスト自転車のバッテリー容量は「Ah(アンペアアワー)」または「V(ボルト)」という単位で表記されています。
これは、パナソニックやブリヂストン、またアサヒサイクルなどのカタログ・ウェブサイトに電動アシスト自転車であれば掲載されています。
例えば、この「Ah」の数値が高いほど、バッテリー容量が大きいことを意味し、その分1回の充電で可能な走行距離も変わってくるんです。
一般的なシティーサイクルと電動自転車の価格を比較
電動アシスト自転車の価格帯は7万円〜20万円と様々です。
製品やメーカーにより違いますが、高品質でメカニックな素材を使用しているだけあって、一般的なシティーサイクルのような軽快車と比べると少し、、いや結構高いんですよね。
ただコストが高いのも分かるくらい、最近の製品ってハイクオリティーなんです。
また、高齢者の方で車から自転車に切り替える方が増えたことから、「運転免許返納の方を対象とした特典付きのキャンペーン」を実施している店舗もあり、電動アシスト自転車を5,000円値引きしてくれるようですので、一度お近くの自転車屋さんなどチェックしてみて下さい!
バッテリー容量に比例して価格も高くなります
電動アシスト自転車の価格は、車種やタイヤサイズ、オプションパーツなどにより異なりますが、バッテリーの容量によっても価格は変わります。
一般的に大容量のバッテリーほど価格が高く、リーズナブルな電動アシスト自転車であれば、それだけバッテリー容量が小さいということになります。
実際に電動アシスト自転車に乗車して比較してきました
「基本的なことは知ってるけど、普通の自転車とそんなに変わらないんじゃないの?」「結局自分がコグ度に少しアシストしてくれて乗り心地とか今ままでの乗ってきた自転車と然程違いなんてないでしょ」という意見多いと思います。
乗った経験のない方からすれば当たり前の話ですよね。
実はこの記事を書いている私もつい最近まではそう思ってました(笑)
電動アシスト自転車は坂道で本領発揮!
仕事で自転車屋さんに出向いたとき、店主がプライベートで使っている電動アシスト自転車を試乗させていただきました。
平坦な道から坂道まで小一時間ほど乗せてもらったのですが、普通の自転車と全然違いましたね!
私は普段車移動が多いので、以前坂道で自転車をこごうものならすぐに疲れて汗ダラダラで(この時は夏場でした)ばててしまっていました。
しかし、電動アシスト自転車ならこぎ出しから楽ですし、坂道も足に負荷がかからず、体力の消耗度合いが全く違いました!
自転車屋さんによっては試乗サービスあり
全店舗というわけではありませんが、量販店や自転車屋さんなどによっては電動アシスト自転車を試乗させてくれるところもあります。
はじめて乗る方にとっては、乗り心地や走行感覚など全然分からないと思うので、興味のある方は是非試乗して確認してみてください!
基本のまとめ
電動アシスト自転車に関して基本的な内容を紹介・解説しました。
乗り方は今までの自転車と変わりませんし、バッテリーの充電や寿命等に注意しておけば、生活上思った以上に便利に活用できそうですよね。
車とは別の移動手段の1つとして…また運転免許を返納された方で電動アシスト自転車の購入を検討している方の参考になれば幸いです。
これからも別記事で、電動アシストアシスト自転車のメリットやデメリット、製品の紹介、運転免許の返納など様々なことを紹介・解説していきたいと思います。