パンクしないタイヤで修理不要?ノーパンクタイヤの自転車を徹底解説
※本ページはプロモーションが含まれています。ノーパンクタイヤの自転車は、面倒な空気入れが一切不要と言われていますが…
本当にパンクしなくて修理も不要?アンチパンクタイヤとの違いもイマイチ。
主要メーカーではあまり見かけないノーパンクタイヤの自転車。実際のデメリットなど分かり難いですよね。
今回はそんなお悩みを解決すべく、ノーパンクタイヤの自転車について以下のポイントで解説して行きます!
- ノーパンクタイヤの基本構造
- メリットやデメリット
- おすすめのラインナップ
ノーパンクタイヤの自転車は短距離ライド向きと言われています。
普段から自転車で短距離移動がメインの方や、自転車の空気入れが面倒だという方におすすめの記事です。
それでは、ノーパンクタイヤの自転車について解説していきます。
この記事の内容
ノーパンクタイヤとアンチパンクタイヤの自転車は別物!
パンクしないタイヤの自転車ということで、「ノーパンクタイヤ」がよく取り上げられていますが、一方で「アンチパンクタイヤ(耐パンクタイヤ)」という言葉もよく目にしますよね。
この2種類は言葉だけだと似ている気もしますが、実はタイプが全然違います!
では、何が違うのか?…「ノーパンクタイヤ」の「アンチパンクタイヤ(耐パンクタイヤ)」の基本的な構造を解説していきます。
ノーパンクタイヤの基本的な構造
まず、ノーパンクタイヤの自転車は、文字通り「パンクの心配の要らないタイヤ」のことです。
では何故パンクしないタイヤであるのか。その理由は「タイヤの構造」にあります!
一般的な自転車のタイヤは、空気を入れるためタイヤチューブの中は空洞となっています。
これに対してノーパンクタイヤのチューブの中身は空洞ではなく、ウレタンなどの素材が詰め込まれているため、「パンク」という概念が存在しません。
当然、空気を入れる必要もないというわけですね。
そのため、「ノーパンクタイヤ」以外の名称として、「エアレスタイヤ」という表記で統一しているメーカーもあります。
アンチパンクタイヤ(耐パンクタイヤ)とは?
一方で、耐パンクタイヤですが、こちらも文字通り「パンクにある程度の耐性・抵抗のあるタイヤ」のことです。
耐パンクタイヤの構造は、従来の自転車タイヤと同じく中身が空洞となっていますが、一般的なチューブよりも厚みがあるため、ちょっとした異物ではパンクしないタイヤになっているのが特徴です。
ノーパンクタイヤとの徹底的な違いは、定期的に空気圧をチェックする必要がある、そして、時たまパンクすることもあるという違いですね。
ノーパンクタイヤのメリットデメリット
ノーパンクタイヤの自転車は従来のタイヤと比べメリットの多い印象ですが、実はデメリットもあります。
汎用性のありそうなノーパンクタイヤですが、自転車の利用距離や頻度によっては大きく差が出てきます。
ここからは、ノーパンクタイヤのメリット・デメリットについてそれぞれ解説していきます。
ノーパンクタイヤの自転車のメリット
パンクのしない自転車、ノーパンクタイヤの自転車のメリットから見ていきましょう。おおまかなメリットは以下の通りです。
- 空気圧のチェックが不要
- パンク修理の手間が省ける
- 走行中のパンクの心配が無くて安心
空気を入れなくてOK!
ノーパンクタイヤは、構造上ウレタンがチューブ内に詰め込まれているので、空気を入れる必要がありません。
というより、入れれません。
自転車のタイヤ空気入れが面倒な方には特にオススメです!
パンク修理は基本的になし
自転車屋さんにより修理費用は異なりますが、タイヤパンク修理は概ね1回で1,000円ほどかかります。
メンテナンスが面倒で、よく自転車屋さんにお世話になってる方は、ノーパンクタイヤが良いでしょう!
ただし、ノーパンクタイヤもあくまで消耗品。「パンク」はしませんが、経年劣化等による修理や交換が必要となる場合があるのでご注意ください。
走行途中でパンクの心配ご無用
自転車を頻繁にご利用されている方なら分かるはず。走行中に突然タイヤがパンクしたら、重くて漕げなくなります。
パンクの状態によっては、自転車から降りて押さなければなりません。荷物が多い時とか最悪ですよね?
ノーパンクタイヤの自転車はこのような心配が要らないです。
ここは要注意!ノーパンクタイヤのデメリット
ノーパンクタイヤの自転車のデメリットについて解説します。もし、今現在ノーパンクタイヤの自転車購入を考えている方は是非参考にしてみてください。
ノーパンクタイヤの大まかなデメリットはこちらです。
- 通常のタイヤよりも重くなる
- 一般的な自転車と比べると価格が高め
- クッション性にやや劣る
ノーパンクタイヤは重量がやや重め
ノーパンクタイヤは、内部構造がウレタン素材で出来ている分、従来のタイヤの自転車よりも重くなります。
そのため、自転車での長距離走行には、スポーク等に負担がかかる分不向きかもしれません。
衝撃吸収性が弱い?
従来のチューブタイプのタイヤは、中に空気が入っているためクッション性の役割も担ってくれます。
ノーパンクタイヤの場合、通常のタイヤと比較するとダイレクトに衝撃が伝わりやすいです。特にオフロードや荒れた路面上の走行はおすすめ出来ません。
おすすめのノーパンクタイヤ仕様の自転車
ここからはノーパンクタイヤ、またはアンチパンクタイヤ仕様の電動アシスト自転車や一般的な自転車について紹介いたします!
まず、ノーパンクタイヤの自転車はこんな方におすすめです!
- 空気入れがとにかく面倒な方
- 自転車で短距離移動の多い方
- 何回もタイヤパンクさせてる方
それでは、おすすめの自転車を紹介していきます。
PELTECHのノーパンク折り畳み電動アシスト自転車
バッテリー | 容量: 8.0Ah / 充電時間: 約4〜5時間 |
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走行距離 | エコモードで約45km |
タイヤ | 20インチ |
車体重量 | 約26.0kg |
適応身長 | 140cm〜(目安) |
シフト | 外装6段変速 |
この自転車の特長
国内メーカーであるPELTECH(ペルテック)のノーパンク特別仕様の折りたたみ電動アシスト自転車です。
日本電産製のモーターを採用した安心設計でありながらリーズナブルな価格で、近年通販サイトを中心に人気のシリーズ。
また、バッテリー容量は従来モデルの6.0Ahから8.0Ahにアップデート。走行距離の変化も大きなポイントです。
近所の買い物など、日常のちょい乗り用として1台所持しておきたいおすすめの電動アシスト自転車です。
なお、その他のペルテックの電動アシスト自転車に関しては下記にまとめています。
ミムゴ(MIMUGO)折りたたみ電動アシスト自転車
バッテリー | 容量: 3.6Ah / 充電時間: 約4時間 |
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走行距離 | 約21km |
タイヤ | 20インチ |
車体重量 | 23.0kg |
適応身長 | 160cm〜(目安) |
この自転車の特徴
ミムゴのノーパンクタイヤ仕様の折りたたみ式電動アシスト自転車で、ノイズの少ないブラシレスモーターが後輪に採用されているのが特徴です。
空気入れ不要のコンパクトモデルで、バッテリー容量も3.6Ahであるため、ちょっとしたお出かけに最適な電動アシスト自転車です。
ブリヂストン アルベルトe【耐パンクタイヤ】
バッテリー | 容量: 14.3Ah / 充電時間: 約4時間10分 |
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走行距離 | エコモード時約135km |
タイヤ | 27インチ |
シフト | 内装5段変速 |
適応身長 | 148cm〜(目安) |
この自転車の特徴
アルベルトeは、通学や通勤などの長距離ライドに最適な電動アシスト自転車です。
特徴としてブリヂストンの耐パンクタイヤは、パンク原因である「ひび割れ」や「チューブ摩耗」に強く、従来のノーマルタイヤよりも長持ちします。
ただし、ノーパンクタイヤではないので定期的な空気圧チェックをおすすめします。
CHACLEのエアレスタイヤ自転車【SWIFTNESS】
タイヤ | 27インチ |
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車体重量 | 約20.3kg |
適応身長 | 155cm〜(目安) |
シフト | 外装6段 |
この自転車の特徴
武田産業株式会社が取り扱っているブランド「CHACLE(チャクル)」のラインナップの一つであるノーパンク仕様の自転車SWIFTNESS(スイフトネス)。
電動アシストではなく、一般モデルの自転車です。
TANNAS(タンナス)という新基準のエアレスタイヤを採用しており、従来のノーパンクタイヤと比べ軽量。さらに通常タイヤとも遜色ない耐久性を実現しているのが大きな特長です。
通学や通勤などの普段使いにおすすめのシティーモデルです。
PANGAEA 折りたたみ自転車
タイヤ | 20インチ |
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車体重量 | 約16.3kg |
シフト | 外装6段 |
この自転車の特徴
PANGAEA(パンゲア)の折りたたみタイプの自転車。こちらも電動アシスト自転車ではありません。
特殊ポリウレタンゴム仕様のタイヤで、弾力性や走行性に優れたノーパンクタイヤが特徴的です。ギア変速は6段となっており、シマノ製を採用しています。
こちらの自転車も中距離よりか短距離のお出かけにおすすめです。
ノーパンクタイヤの自転車に関する質問
ノーパンクタイヤやアンチパンクタイヤの自転車に関するよくある質問を下記にまとめました!
- ノーパンクタイヤは空気入れ不要?
- ノーパンクタイヤの自転車への空気入れは一切不要です。ノーパンクタイヤは一般的な自転車タイヤと構造が大きく異なるため定期的な空気入れの必要がなく、異物によるパンクもしません。
- アンチパンクタイヤは空気入れが必要?
- アンチパンクタイヤ(耐パンクタイヤ)の自転車は、一般的なタイヤと基本構造が同じなため空気入れが必要になります
- ノーパンクタイヤでも修理となる場合がある?
- ノーパンクタイヤであっても、一般的なタイヤと同じく消耗品。寿命があります。年数や走行距離に応じて劣化していき、修理や交換が必要となる場合があるのでご注意ください。
- ノーパンクタイヤの自転車はどんな場合におすすめ?
- 短距離移動や舗装された街中移動での利用がおすすめ!ノーパンクタイヤは空洞がないためクッション性に乏しく、また重量も重めです。そのためオフロードはもちろん、長距離走行には不向きです。
この記事のまとめ
以上、今回はノーパンクタイヤの自転車についての基本とメリットデメリットについて解説いたしました。
メンテナンス不要なイメージのノーパンクタイヤでしたが、自転車の利用頻度や走行距離によっては意外にもデメリットもある印象でしたかね。
新規で電動アシスト自転車など購入される予定の方は、ノーパンクタイヤなども是非視野に入れてみてはいかがでしょうか。