その乗り方だと危険かも?電動アシスト自転車の安全な乗り方を解説

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電動アシスト自転車のイメージ

上り坂での走行やお子さんの送迎に役立ち、気軽にレンタルも出来る電動アシスト自転車。

ただ意外にも知られていないのが「電動アシスト自転車の安全な乗り方」。

電動アシスト自転車の正しい乗り方や手順を間違え、気を抜いて乗っていると大きな事故に発展することもあり大変危険です!

とくに電動アシスト自転車に乗った経験が全くない方からすると、普通の自転車との感覚が分からないですよね。

そこで今回は、電動アシスト自転車の本来の正しい安全な乗り方について改めて詳しく以下のポイントで解説していきます。

この記事の内容

  • 乗り始めの注意ポイント
  • 電動アシスト自転車の乗り方の手順
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ケンケン乗りは危険?電動自転車の発進時の乗り方

注意を促すイメージ

電動アシスト自転車を安全に乗るために、まず注意しなければいけないのが「ケンケン乗り」です。

「ケンケン乗り」とは、自転車のハンドルを両手で握り、(左側から乗る場合)左足だけをペダルに乗せ、右足で地面を蹴りながら助走をつけてそのまま右足もペダルに乗せ自転車を漕ぐことを言います。

そもそもこの「ケンケン乗り」は、電動アシスト自転車に限らず普通の自転車においても危険な行為なのでいずれも推奨はされていません。

自転車の「ケンケン乗り」をしているのは主に年配の方が多く、若い世代ではこのような乗り方や、「ケンケン乗り」という言葉自体知らない人も多いのではと思います。

電動アシスト自転車の片足助走は何故危険?

では、電動アシスト自転車の「ケンケン乗り」が何故に危険なのか。

それは、ペダルへ強い負荷をかけてしまうことによりアシストセンサーが反応し作動してしまうからです。

電動アシスト自転車は一般的に、「漕ぐ力(トルクセンサー)」と「スピードセンサー」で感知しアシスト制御しています。

なので、片足をペダルに乗せて助走するだけで、負荷とスピードを検知しアシスト機能が作動します。

片足を乗せている状態でアシストが作動すると、バランスを崩して転倒する可能性も大いにあるので大変危険です。

とくにママチャリで以前から「けんけん乗り」の癖がついている方は注意が必要です!

電動アシスト自転車に買い替えた時などは、上記を意識するようにしてくださいね。

電動アシスト自転車の走行中の安全な乗り方

軽快に自転車に乗っている女性

電動アシスト自転車は発進時だけでなく走行中にもいくつか注意点があります。

「え?まだ気をつけないと駄目なことがあるの?何か面倒そう…」と思われそうですが、残りの注意点は下記の3点です。

  • 初心者の方は急発進に注意
  • ブレーキは余裕をもってかけるように
  • 停車時はペダルに足を乗せないように

こちらの走行中の注意点を気にしておけば、安全に電動アシスト自転車を利用できます。

では、一つずつ解説していきます。

電動アシスト自転車の急発進は危険?

一般的な自転車に乗っていた方が電動アシスト自転車に乗る時は発進時に注意が必要です。

普通の自転車を漕ぐ力でペダルを踏むと、走行アシストモードによって急発進する場合があります。

レンタルや買い替えなどで電動アシスト自転車に初めて乗る方は、乗り馴れるまでは走行モードを「エコモード」にしておく事をおすすめします。

電動アシスト自転車の走行モードとは、坂道など状況に応じてアシストしてくれる力を切替えることのできる、電動アシスト自転車ならではの機能です。

補足ポイント
走行モードには、「エコモード」の他に、標準モードやパワーモードがあります。

メーカーによって、多少呼び方やアシスト走行距離も異なります。

ブレーキをかける時は余裕をもって

自転車のブレーキのアップ

電動アシスト自転車で走行する時、信号など停車前は余裕をもってかけるようにしましょう。

電動アシスト自転車は当然ながら、人力以外に「電機モーター」によってアシストしてくれる自転車です。

そのため、自分が思っている以上に速度が出ている場合が多く、停車前には余裕を持ってブレーキをかける必要があります。

また、電動アシスト自転車は従来の自転車と比べると重いので、下り坂では更に余裕をもってブレーキをかけるか、速度を出し過ぎないよう注意しましょう。

停車時は足をペダルから離して地面に

自転車のペダルと地面

電動アシスト自転車で信号等で一時停車中は、足をペダルに乗せず、両足を地面につけるようにしましょう。

ペダルを足に乗せたままにしておくと何らかの拍子にトルクセンサーが検知し、そのままアシスト発進してしまう場合もあります。

歩行者や交通量が多いところではとくに危険なので、電動アシスト自転車で一時停車する時は、地面に両足をつけた方が安全です。

このため、小柄な方や高齢者が電動アシスト自転車を利用、または購入する時は「小径タイヤ」の自転車をおすすめします。

補足ポイント
「小径タイヤ」は、一般的に18〜20インチ前後のサイズの自転車タイヤです。

高さが低いので、小柄な方でも地面に足がつき安定しています。

なお、高齢者の方も乗りやすい安定した電動アシスト自転車について下記の記事にて紹介していますので、是非ご覧ください。

上記記事にて、パナソニックやブリヂストンなどのおすすめの電動アシスト自転車をいくつか掲載しています。

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この記事のまとめ

以上、今回は電動アシスト自転車の走行前と走行時の安全な乗り方について解説いたしました!

上り坂や子供乗せの場合も快適に走行できる便利な電動アシスト自転車ですが、見た目の構造がシンプルなだけに普通の自転車と同じように乗ってしまいがちです。

最近では、自転車シェアリングサービスやレンタサイクルで気軽に借りることの出来る電動アシスト自転車。

普段乗り馴れていない方は、この機会に是非参考にしてみてください。

それでは、本日もご安全に!

この記事を書いた人

サイト運営者のイラスト
WATARU

地元の自転車販売店とお仕事での付き合いが8年以上になるフリーランスの広告・ウェブデザイナー。

私生活では長年愛用したMTBを知人に譲渡し現在はクロスバイクを所持。

30歳を越え日頃の甘えにより年々身体が老化しているため奮起し筋トレを始めたが、すぐ筋肉痛になっている。

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プロフィール

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WATARU

Age. 37from. KYOTO

地元の自転車販売店との取引実績が8年以上となるフリーランスの広告・ウェブデザイナー。大学卒業後デザイン事務所に就職。紙媒体の広告物の企画・制作業務を担当。2年後に会社を辞め独立し現在にいたります。