知っておくと安心?電動アシスト自転車の盗難補償まとめと防犯対策
※本ページはプロモーションが含まれています。電動アシスト自転車の購入前に気になる、万一に備えた盗難対策と盗難補償。
そんな時安心なのが、ブリヂストンやパナソニックなどメーカーによる電動アシスト自転車の盗難補償です。とはいえ、日頃からの盗難対策もきっちりしたいところ。
少しの間だけだからと、うっかり自転車に鍵をかけずそのまま駐輪…、戻った時には自転車が消えてる!
こんな面倒事は絶対避けたいですよね。
そこで今回は、パナソニックなど大手メーカーによる電動アシスト自転車の盗難補償と、盗難対策について解説していきます。
この記事の内容
- 電動自転車は盗難率の低い?
- 各大手メーカーの盗難補償制度
- 保険会社提供の盗難保険
- 電動アシスト自転車の盗難対策
この記事の内容
補償や対策は必要?電動自転車の盗難率は低い?
電動アシスト自転車の盗難補償や防犯対策以外に、まずお伝えしたいのが実際の盗難率。
結論から言うと、電動アシスト自転車の盗難被害は、実は一般的な自転車やスポーツ自転車と比較すると少なめです。
それには以下のような電動アシスト自転車ならではの理由が考えられます。
- バッテリー専用の充電器が必要
- 施錠機能が頑丈だから
- 自転車本体が重いという事情から
自転車の盗難被害で多いのが、短距離を走行した後の乗り捨て。
なので、バッテリーの付いていない電動アシスト自転車はただただ重いだけなので、その不便さから盗難されにくいのが実態です。
とくに子供乗せ対応の電動アシスト自転車に関してはチャイルドシートが付いているので、盗難率は非常に低いようです。
盗難率は低いけど油断禁物!とくにバッテリー
電動アシスト自転車の盗難率が低いと聞くと少し安心するかもしれませんが、被害件数がゼロではありません。
E-BIKEなど、高価格な高級モデルの電動アシスト自転車など、車種によっては盗難される確率が高くなります。
とくに注意しておきたいのが、電動アシスト自転車のバッテリー。
最近では、駐輪中にバッテリーだけが抜き取られたという盗難被害が増加傾向にあります。
もちろん、窃盗グループなど規模によって、バッテリーだけでなく自転車本体ごと盗難される場合もあるので注意が必要です。
大手メーカーの安心の電動アシスト自転車盗難補償
パナソニックやヤマハ、ブリヂストンの各大手メーカーには万一の時のために、盗難補償制度(盗難補償優遇制度)が用意されています。
各メーカーいずれの盗難補償制度も無料で加入可能で、年会費なども要りません。
各主要メーカー共通の補償内容は、補償制度の適用期間が自転車購入時から3年以内ということ。
補償金額はメーカーによって年数や商品、また組み立て料金など微妙に異なりますが、特段大きな差があるわけではありません。
それでは、各メーカーの電動アシスト自転車・自転車の盗難補償優遇制度について解説していきます。
パナソニックの盗難補償優遇制度のサポート内容
パナソニックの自転車の盗難補償優遇制度のサポート内容について紹介していきます。
以下、パナソニックの電動アシスト自転車3年間盗難補償優遇制度の内容です。
盗難補償優遇制度の内容
盗難された電動アシスト自転車本体価格(メーカー希望小売価格)の30%、及び組立手数料4,000円で、盗難車と同じタイプの新車購入が可能です。
※上記補償金額は税別価格となります。
盗難補償の対象となる条件
- ご購入時に「ご愛用者登録」の完了
- ご購入日から3年以内の電動アシスト自転車であること
- 盗難日より90日以内に申請されている場合
- 盗難された自転車が防犯登録されている自転車であること
盗難補償のお申込み時に必要な物は下記になります。
- 盗難被害にあった証明となるもの(盗難届出証明書など)
- 盗難された電動アシスト自転車のキー3本
- 盗難された電動アシスト自転車の保証書
補償期間が過ぎているものはもちろん、施錠忘れの過失による盗難の場合などは補償対象外となってしまうので注意が必要です。
その他盗難補償のお申込み方法や詳細など、下記の公式サイトからご確認ください。
なお、パナソニックの電動アシスト自転車の特徴や車種に関して下記の記事にてまとめています。
ヤマハの盗難保険制度のサポート内容
ヤマハの電動アシスト自転車(PAS/YPJ)の盗難保険制度のサポート内容について紹介していきます。
以下、ヤマハの電動アシスト自転車(PAS/YPJ)の3年間盗難保険の内容です。
盗難補償制度の内容
盗難された自転車本体価格(メーカー希望小売価格)の30%(1年目及び2年目)、または50%(3年目)の金額で、同型車の新車のご購入が可能です。
※別売りの付属品などは補償対象外です。
盗難補償の対象となる条件
- 専用の「製品保証登録(兼盗難保険)」のご登録
- ご購入日から3年以内の電動アシスト自転車(PAS)
- 盗難された自転車が防犯登録されている自転車
その他盗難補償のお申込み方法や詳細など、下記の公式サイトからご確認ください。
なお、ヤマハの電動アシスト自転車の特徴や車種に関して下記の記事にてまとめています。
ブリヂストンの盗難補償制度のサポート内容
ブリヂストンの自転車の盗難補償制度のサポート内容について紹介していきます。
以下、ブリヂストンの電動アシスト自転車3年間盗難優遇制度の内容です。
盗難補償制度の内容
盗難された電動アシスト自転車本体価格(メーカー希望小売価格)の30%の金額を補償いたします。
※上記補償金額は税別価格となります。
※充電器やオプションパーツは補償対象外
盗難補償の対象となる条件
- ご購入日から20日以内に「購入者オンライン登録」または盗難補償カードをご郵送いただいたお客様
- ご購入日から3年以内の電動アシスト自転車であること
- 盗難された自転車が防犯登録されている自転車であること
ブリヂストンの盗難補償のお申込み時に必要な物は下記になります。
- 盗難被害にあった証明となるもの(盗難届出証明書など)
- 盗難された電動アシスト自転車のキー3本
- その他ブリヂストン指定の書類など
その他盗難補償のお申込み方法や詳細など、下記の公式サイトからご確認ください。
なお、ブリヂストンの電動アシスト自転車の特徴や車種に関して下記の記事にてまとめています。
これらの盗難補償の注意点としては、電動アシスト自転車購入時に取扱説明書などと一緒に同封されている「保証書」や「キー3本」などを、紛失しないようにしておくことです。
万一、購入した電動アシスト自転車が盗難された時のことも考え、大切に保管しておきましょう。
【補足.1】子供乗せ電動自転車なら傷害保険サポートも
この大手3社メーカーには盗難補償のサービスだけでなく、1年間無料の傷害保険サポートもあります。
ただし、子供乗せ対応の電動アシスト自転車に限られます。
例えば、パナソニックであればギュットシリーズの子供乗せ電動アシスト自転車であるなど、メーカーごとに車種の指定があります。
下記リンクに子供乗せ電動アシスト自転車の傷害保険サポートについて解説していますので、ご参考にしてくださいませ!
【補足.2】メーカー以外の盗難補償サービス
このように国内主要メーカーであるパナソニック、ヤマハ、ブリヂストン側で盗難補償を無料オプションで用意されているため、基本的には自転車販売店などで独自の盗難保険やサービスを用意していません。
しかし、「cyma(サイマ)」や「サイクルベースあさひ」などの自転車通販サイトでは、有料オプションの1つとして、盗難補償のサービスが用意されています。
以下に、「cyma(サイマ)」、「サイクルベースあさひ」、「イオンバイク」のサポートについて簡単に解説していきます。
cyma(サイマ)の盗難補償サービス
サイマでは電動アシスト自転車や自転車購入時に、月額500円で加入できる安心パックサポートがあり、その中に盗難補償のサービスが含まれています。
補償内容としては、サイマ(cyma)で購入した自転車が盗難された場合、本体価格の最大50%(上限20,000円)を補償してくれます。
サイマ(cyam)の安心パックサポートの詳細については下記の公式サイトからご確認ください。
サイクルべースあさひの盗難補償サービス
サイクルベースあさひでは、自転車総合保証サービスの「サイクルメイト」の特典の一つとして、自転車盗難補償があります。
サイクルメイトへの加入料は、自転車本体の購入価格により変わり、最低3,000円(税込)から加入が可能です。
盗難補償の内容として、補償期間は3年間で、サイクルべースあさひで購入した自転車が盗難された場合、本体価格の最大50%を補償してくれます。
こちらの特典・サポートの内容の詳細は、サイクルベースあさひの「サイクルメイト」をご確認ください。
イオンバイクの盗難補償サービス
イオンバイクには、新車購入当日にのみ加入出来る「自転車安心パック」というサービスがあります。
こちらのサービスへの加入料金はイオンバイクの店舗にて確認する必要がありますが、あんしんパックの保険内容の一つに盗難補償が付帯されています。
盗難補償の内容として、イオンバイクにて購入した自転車本体価格の最大80%を補償してくれます。
補償期間は、「あんしんパック3年型」のタイプへの加入であれば3年間、「あんしんパック」への加入であれば2年間となります。
こちらのサービス内容の詳細に関しては、イオンバイクの「あんしんパック」よりご確認ください。
保険会社が提供する自転車盗難保険をご紹介
大手メーカーや通販サイトだけでなく、自転車保険にも盗難補償が付帯されている場合があります。
主な国内の自転車盗難保険は下記の通りです。
- ちゃりぼ(全車種対応)
- ZuttoRide(全車種対応)
- すぽくる(スポーツバイク限定)
この他にも自転車盗難保険はいくつかありますが、ご覧のように「すぽくる」のようなMTBやロードバイクといったスポーツバイクなど車種限定といった盗難保険も多いです。
そのため今回は、「ちゃりぼ」と「ZuttoRide」の2つの自転車盗難保険を中心に紹介いたします。
なお、スポーツ自転車特化型の自転車保険や盗難対策は、下記にまとめています。
クロスバイクやロードバイクユーザーの方は是非参考にしてください。
ちゃりぼの自転車盗難保険
サービスロゴがポップで可愛らしい「ちゃりぼ」は、ジャパン少額短期保険株式会社が運営しているインターネットお申込み限定の自転車保険です。
その自転車保険のプランの一つに、万一の盗難対策として加入出来る自転車盗難保険があります。
加入できる条件としては、自転車購入後1ヶ月以内であること。
ちゃりぼの自転車盗難保険の特徴は以下の通りです。
- 車種を問わず加入可能
- 予算に応じて補償プランを設定
- 補償期間を1年間、2年間と選択可能
- 新車や中古車関係なく加入可能
- 車体だけでなく後付けパーツも補償対象
その他、ちゃりぼの自転車盗難保険の詳細については、公式サイトをご確認ください。
ちゃりぼの自転車盗難保険
ZuttoRideの自転車盗難車両保険
ZuttoRide少額短気保険株式会社が運営している自転車の盗難、または損傷の保険です。
加入できる条件としては、自転車購入後の90日以内となっています。
ZuttoRideの自転車盗難保険の主な特徴は以下の通りです。
- 車種を問わず加入可能
- 自転車の購入金額1万円から加入可能
- 補償期間を1年間、または2年間と選択できる
- 個人売買を除いた、新車や中古車関係なく加入可能
- サイクルコンピューターなども補償対象
その他、ZuttoRideの自転車盗難保険の詳細については、公式サイトをご確認ください。
ZuttoRideの自転車盗難車両保険
被害を防ぐ!電動アシスト自転車の盗難対策
各大手メーカーによる電動アシスト自転車の補償年数は3年。それ以降に盗難被害にあった場合は当然ながら全て自己負担しなければなりません(泣)
普通の自転車と違いかなり高額な買い物ですから、絶対避けたいところですよね。
いくら被害は少なくても、通勤や通学などで電動自転車を毎日利用されていれば、ある日突然盗難に…なんてことも運が悪ければあり得ます。
では実際にどのような盗難対策が適切なのか。
どなたでもできる電動アシスト自転車の基本的な盗難防止対策は下記の2点です。
- 駐輪後はバッテリーを外す
- 施錠時は二重ロックがおすすめ
電動自転車なら必須!駐輪時はバッテリーを外す
電動アシスト自転車で最も重要な盗難対策が、駐輪時はバッテリーを外しておくということ。
冒頭でも述べたように、バッテリー盗難は、近年電動アシスト自転車の盗難被害として増えつつあります。
電動アシスト自転車に搭載されているバッテリーは、それ単体で何万円とする価値のあることから盗まれる可能性が大。
バッテリーロックという機能もありますが、一番の防犯対策としては、駐輪時に必ずバッテリーを取り外し管理するのがおすすめです。
とくに、防犯カメラが設置されていない駐輪場などを長時間利用されている方は、停車後は一旦バッテリーを外しての保管するようにしましょう。
停車時は二重ロックを推奨
一般的な自転車でも言えることですが、駐輪時は二重ロックがおすすめです。
電動アシスト自転車の場合重量があるので、ロックを外されなければ持ち運ばれにくいと考えられます。
また、停車場所によっては地球ロックして固定することも盗難対策としてより効果的です。
なお、自転車におすすめの鍵については下記の記事にてまとめていますのでご覧ください。
【補足】自転車防犯登録を忘れずに
電動アシスト自転車・自転車購入時は防犯登録が義務となっていますが、同時に盗難対策ともいえます。
万一、盗難被害に合った場合は、その自転車が盗難自転車としてすぐさま登録され、防犯登録番号などが警察のデータベース上で共有されるので、盗難自転車の発見に役立ちます。
逆にこの防犯登録をしていなければ、メーカーや特徴だけで所有者としての情報が少なく、盗難された自転車が戻ってくる可能性が更に低くなってしまいます。
また、防犯登録のない自転車では、パナソニックなどメーカーによる盗難補償やその他サポートが無効となるため、デメリットしかありません。
防犯登録は自転車販売店などで受付してくれるので、電動アシスト自転車や一般自転車の購入時は必ず登録作業を済ましておきましょう。
この記事のまとめ
以上、電動アシスト自転車の各メーカーによる盗難補償サービスと、自分で出来る防犯対策について紹介いたしました。
電動自転車の盗難率は一般的な自転車と比較して低いようですが、いつどこで何が起こるか分かりません。
3年間の盗難補償サービスは万一の備えとして加入しておくのがいいかもしれません。